世界エイズデーに合わせて、バブルサッカーとコラボしたエイズの予防啓発イベントを開催!
これまでにも正しい性知識の普及、エイズの予防啓発などを目的とした、数々のイベントを行ってきたオカモトスクール。今年の12月1日の世界エイズデーに合わせて開催したイベントは、「オカモトゼロワン presents RED RIBBON CUP バブルサッカーフェスティバル」。最近若者に人気の新スポーツ・バブルサッカーとコラボレーションしたイベントだ。
バブルサッカーとは、巨大な透明のゴムボールに体を入れて、互いを吹き飛ばし合いながらサッカーを楽しめるスポーツ。男女の違いや体力差、スポーツ歴の有無などは関係なく、誰でも気軽に楽しめることから、日本でも最近流行しているので、ご存じの方も多いだろう。
この大会には、オカモト株式会社のほか、公益財団法人エイズ予防財団、ベネトンジャパン株式会社が協賛。18歳~25歳を対象に参加チームが募集され、10チームが参加したリーグ戦・トーナメント戦の大会のほか、様々な啓発コンテンツが行われた。
まず試合に先立って行われたのは、性の知識のクイズとバブルサッカーを組み合わせた「クイズ!バブルロワイヤル」というレクリエーション。
Q:HIVの感染経路のうち、間違っているものは?
A:セックスでHIVは感染する
B:オーラルセックスでHIVは感染する
C:蚊にさされるとHIVは感染する(HIV患者をさした蚊にさされた場合)
というようなクイズが出題され、センターサークル内での相撲で勝ち抜いた人が回答権を得る……という形式で大いに盛り上がった。
ちなみに答えは「C」。そのほかの問題では、「HIV検査は全国の保健所で匿名・無料で受けられる」という情報なども参加者に伝えられ、参加者たちは「オーラルセックスで感染することに驚いた」「知らないことが多くて勉強になった」といった感想を述べていた。
なお会場内には、性やエイズの正しい知識を伝える啓発パネルも設置。「梅毒の感染者が都内で増加していること」「クラミジアに感染した場合、不妊症になる恐れがあること」など、若い参加者たちも注意すべき情報・知識を周知した。
そのパネルの近くのスペースには、参加者が記念撮影をして、その場で写真をプリントできるフォトブースも用意。そこで撮影した写真に「レッドリボンカップ」というハッシュタグ(#)を付けてSNSに投稿すると、その場でコンドームケース or ソフトドリンクをプレゼントするキャンペーンも実施した。撮影を楽しみながら、エイズ啓発に協力できるこのキャンペーンには、多くの人が参加していた。
そして大会には、全国大会準優勝のチームが出場するなど、非常にハイレベル。1得点ごとにコンドーム1つ、ハットトリック(1試合3得点)達成でオカモト特製「デカ箱(コンドーム24個入り)」などがプレゼントされる形式のため、数十個のコンドームをゲットする参加者も続出。「コンドームには一生困らないっす!」「オレは1週間でなくなるな……」など、もらうたびに参加者たちは盛り上がっていた。
そして見事に優勝を遂げたチーム・高根SCは、お笑い芸人・ペナルティ率いる吉本興業の芸人チームと対戦。最初はヒデが実況、ワッキーが監督という立場で試合を見守ったが、終盤にはワッキーも試合に参加! チームがゴールした際には持ちネタの「オバケの救急車」のダンスを披露。会場を湧かせた。
なお大会終了後にペナルティ・ヒデは「コンドームを使うことは、自分のためだけでなく、パートナーのためにも大切なこと。使わない人には“ペナルティ”です」と見事なコメントを披露。
ワッキーは「運動をして楽しみながら、若い人がエイズの啓発活動に参加できるのはとても良いこと」とコメントしつつ、ヒデに対し、「こういう上手いコメントばかりするから、こいつのピンの仕事が増えて困っている」と不満を表明。それに対してもヒデは、オカモトの薄さ0.01ミリのコンドームにかけて「コンビの心の壁は0.01ミリでいたいですね」と見事な返しを披露していた。
なお本大会の参加費は、エイズ啓発活動のための寄付金に。大会の最後には、この日集まった総額20,794円が、公益財団法人エイズ予防財団に手渡された。オカモトスクールは今後も様々な啓発活動・イベントを実施していく予定なので、今回参加できなかった人達も、次の機会にぜひ参加してください!